たまたまAmazonの「これ、お前にお勧めだぜ」に上がってきたのと、このような作品が存在していたこと自体を全く知らなかったので、廉価盤であることをきっかけに購入。
うはー。瑞々しいPAT METHENYがここにいるよ。しかも、それが今の今になっても失われていないということに気付かされて改めて驚く。どんな冒険的な音楽に挑んでも、仰々しくなっても、根底にあるのは、こんなにネイキッドでイノセントなPAT METHENYなのだな。今のPAT METHENYに繋がる要素があちこちに現われていて、それでいて、明らかに過去のものとして見事にパッケージされているところに、この人の凄みを再度見せつけられたような気分。
これは良い買い物をした。CDで自分の手元にやって来るべき作品というのは、まだまだ実はあるのだと言うことを再認識。ハイレゾばかりが音楽じゃないぞ。