このシステムで聴くとどんな音が鳴るかしら?などと軽い気持ちで再生してみたのが良くなかった。
44.1kHzといえばエネルギー系ハイレゾ音源御用達のサンプリング周波数だけれども、こういったクラシカルな作品でも、特にコントラバスの鳴りっぷりが純粋なクラシックの鳴りのそれとは異なり、不思議な重厚感を持って現れてくるから面白い。このふくよかなのだけれどもアグレッシブという音の性質が、自分のスピーカーでは出てこないのだよね。
こうやって、山に来るたびに「次はスピーカーを買い替えよう」と誓っては、すぐに散財してしまうのですよ。