音波の薄皮

その日に聴いた音楽をメモするだけの非実用的な日記

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N-70A VS DCD-1500RE Rd.5

ラストバウトであります。もう疲労困憊。オーディオ評論家の耳体力には感心させられるわ。

で、選んだのはこれまた定番中の定番。Daft Punk『Random Access Memories』(2013 ハイレゾ 88.2/24)から「Give Life Back to Music」。

もう着眼点はキックドラムとベースとギターのカッティングしかないでしょう、という勢い勇んで最後の比較試聴。これまたこんなにシンプルなダンスサウンドなのに(だからか?)、シンプルに明瞭な結果が。

とにかくキックドラム。これに尽きる。N-70Aは一発一発がドスンと鳴ってスッと消えていくのに対して、DCD-1500REはドスンと鳴って全て消えるか消えないかのうちに次のドスンがやってくるといった感覚。あくまでも感覚ね。N-70Aのこの音源においては、いわゆる「立ち下がり」の良さが明確に現われたということであります。

総括。

事前にはもっともっと極端にキャラクターに差が出るかと思っていたけれども、想像していたよりはそのギャップは小さかったと。ただし、楽曲によりけりで自分の好みに近い音が分かれるという困った結果になったことは、今後、N-70Aを貸し出してもらっている最中にはちょっとした嬉しい悩みの種になりそうな予感。どのくらいの間借りられるのかはまだ不明なのだけれども、借りている間は積極的にN-70Aを使ってみて、なおかつ比較試聴も続けて行こうかなー、などと思った次第。DSD音源の比較などは、まだ実行に移していないしね。

以上。