音波の薄皮

その日に聴いた音楽をメモするだけの非実用的な日記

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シベリウス:交響曲第4番 / ラトル,ベルリンフィル (2015 ハイレゾ 48/24)

→『Jean Sibelius: Symphonies Nos. 3 & 4 | HDtracks - The World's Greatest-Sounding Music Downloads

第一楽章の荒涼とした大地をセピア色に描き上げるシーンから始まり、最終楽章の序盤で聞えてくるグロッケンの音に小さくとも可憐な花が咲く姿まで想像できる、そんなシベリウスの世界が少しは自分なりに解釈できるようになって来たようですよ。

クラシックの理解に関して自分はまだまだ浅いのだけれども、音から何かを想像することにおいてはポピュラー音楽とそれほど変わることがない、むしろ、想像の幅を広く取れるのがクラシックなのではないかと最近思うようになってきた。もちろん図式めいた解釈という物は既に多数存在しているのがクラシックの世界ですが。それでも、自分独自の解釈を持ち込むことにおいては自由度は高いし誰にも文句は言わせないという意味において、実はクラシックはネタの宝庫なのではないかと、これまた最近思うようになってきたのであります。

少しはクラシックとの接し方も変化が出てきたかな。