PC上でDSD音源のPCM変換作業をしているので、CDプレイヤーから再生。
いやぁ、なんとも荒涼としつつも芳醇な香りも漂うシベリウス第1番。今まで聴いてきたシベリウスとは全く異なる光景がそこには見えた。これがクラシックの面白いところなのか。指揮者、奏者、時期によって、全く異なる音が紡がれる。そりゃぁ、クラシックオタクなるものが存在するのもよく分かる。これだけ分析のしがいがある趣味、その手の習性のある人が放っておくはずがない。
自分はそこまでは行きたいとは思いませんが。自分の好みの音を見つけられればそれで十分です。「あの演奏はダメだ!」と言って(言うだけならいい)、他を貶すようなクラシックオタクがWeb上では散見されるので。
音楽は受容と無視だよ。