途中からこれに切り替えてスマホで聴き始める。帰宅してからはiTunes経由のスピーカーで。
いや、これはすごい。10年に1枚の伝説アルバムが生まれた。色んな意味でもうあまりにもひどすぎる。どこがどうひどいのかが分からなくなるくらいにひどい。カバーアルバムという「既に出来上がったジャンル」に新たな風穴を開けたよ、これ。
で、そのひどさがまた妙にクセになるという、究極の水商売のおねえちゃんアルバム。いや、もしかするとオネェさんもメロメロかもしれない。アルバムのコンセプトは見事に成立したと言うことなのだな。選曲も見事にスナックだわ、こりゃ。男女問わず、アラフォーからアラフィフに掛けてのツボを押さえに押さえて、そして大胆なゴージャス系、まるでNHKの歌番組をベッタベタにパクったようなアレンジがこれまた素晴らしい。
いや、ひどいのではなく、素晴らしいのか。何が何だか本当にわけが分からなくなってきた。
もう、猛烈に褒めてます。カバーアルバムのイグノーベル賞を与えてもいい。僕が与える。繰り返す。10年に1枚の逸材カバーアルバムだよ、これは。