音波の薄皮

その日に聴いた音楽をメモするだけの非実用的な日記

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メンデルスゾーン:交響曲第3番《スコットランド》 / アバド、ロンドン交響楽団 (1984/2016 SHM-CD)

冒頭の鬱蒼としたスコットランドの霧の風景から、最終楽章の朗々とした流れまで、非常にドラマティック。描画的な作品ですね。

それにしても、クラシックを真っ当に聴けるようになったと言うことは、時間をゆったりと楽しむことが出来るようになったと言うことと同意なのかな。時間を自分の好きなように楽しむが如く、紡がれる音楽を自分の思うがままの想像力を働かせて聴くことが出来る。それがクラシックと言うものなのかな。