Hindemith? Who?
その読み方すら分からなかったのでありますよ。ヤルヴィのレコーディング新譜と言うことで購入した1枚。中身はと言うと…。
あら、20世紀の作曲家の割には聴きやすい。現代音楽ではなく、クラシックの伝統的なマナーに則っているので恐らくそう感じるのだろうと。かと言って聴きやすいと言える楽曲でもない。でも面白い。
何が面白いかって、それはあまり耳に馴染みのない演奏法を曲の中で使ってみたり、打楽器がこれでもかと言わんばかりに活躍するところなどが、こう、何と言いますかね、スカッとね、面白いのですよ。
ヤルヴィ一推しの作曲家のようで、その力の入り具合もまたいい感じに熱されていて、時折思わず力がこちらにまで乗り移ってくるようなシーンも。
果たして、なかなか楽しませてもらえた1時間でありました。