スタジオアルバムとしては久しぶりの作品じゃないのか?
お試しにAppleMusicで聴いてみると、あら、えらく吹っ切れた作品になっているじゃないかと。これまでもカッコ良くはあったのだけれども、どこか方向やら個性やらが微妙にぼやけて感じられていたものが、今作ではパーソナルな部分が濃厚に表現されていて、ギターが全てではないGary Clark Jr.の全容が明確になっている。
正直なところ、予定調和に感じられたDream Theaterよりも、格段にこちらの方にスリルを感じたのよね。これからも聴き込んでいくことで化けていきそうなスリルとでも言いましょうか。