音波の薄皮

その日に聴いた音楽をメモするだけの非実用的な日記

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ブルックナー:交響曲第7番 / ヴァント, ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 (1999/2019 SACD)

悠然と流るる大河の如く音の調べ。ゆったりとどっしりと。

不思議とヨーロッパの大河のイメージではなく、中国の水墨画に描かれる大河のようなイメージを僕は抱くのです。それがブルックナーならではの、抑制の効いた、音数が少ないながらも音楽としてドラマティックに成立させている世界から描かれるイメージなのだよね。