音波の薄皮

その日に聴いた音楽をメモするだけの非実用的な日記

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T-SQUARE LIVE “FAREWELL & WELCOME” / T-SQUARE (1991 FLAC)

妹からLINEで画像が送られてくる。「この曲カッコいいわぁ」と。何かと思えば「JAPANESE SOUL BROTHERS」の『GRAVITY』収録バージョンを再生している画面。とりあえず楽曲のうんちくを垂れ流して後、自分も聴きたくなったのでこのアルバムを引っ張り出した。

伊東たけしさんさようなら、本田雅人さんこんにちはライヴ。もう28年も前の話。きっと音もショボいのだろうなと思って再生してみると、これがまた、相当に凝縮されたエネルギー。あふれ出ている熱量が半端じゃない。よくぞこの時代のCDでここまでのパワーを詰め込んだものだと感心。

で、このアルバムを28年前から聴いているわけだけれども、今改めて聴いてみることで、このアルバムが持つ本当の意味が見えてくるのだから、人間生きていれば面白いこともあるもので。

このアルバムはあくまでも2人のサックスプレイヤーにフォーカスを当てた歓送迎会の記録なのだね。だからこそ長尺の掛け合いがこれでもかこれでもかとフィーチャーされている。そこに今の今まで気づかなかった自分は、相当にボーッと生きていたようで。このライヴアルバム、自分内サルベージします。