音波の薄皮

その日に聴いた音楽をメモするだけの非実用的な日記

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シベリウス:交響曲第5番 / ベルグルンド, ヨーロッパ室内管弦楽団 (1995/2012 CD-DA)

ネーメ・ヤルヴィのそれを聴いていたら、ベルグルンドと同じような匂いを感じたので聴き比べ。

その匂いというか、勘のようなものは割と正しかったように思える。シベリウスに独特の、澄みきった湖の深さを描くかのような世界がここでも展開されている。

ネーメ・ヤルヴィのそれと異なるのは、明るさ。彩度かな。ベルグルンドの方が明るい。光が差し込むようなトーンなのだよね。そして滑舌もよいように感じられる。ネーメ・ヤルヴィの滑舌が悪いというわけではなく、そこはキャラクタの違いなのでしょう。