HDtracksにてチェロの画像が飛び込んできたので試聴。昨夜はこれを聴きながら寝た。
改めて聴くと、コダーイという現代作曲家が持つ、楽器が持つ音をいかに響かせる曲を作るかと言う音楽哲学的な要素が存分に感じられて非常に興味深い。
ピアノ、ヴァイオリンとのデュオ楽曲の有する緊張感は身が引き締まるような思いに。チェロのソナタはその緊張感をさらに増幅させ、そしてどことない郷愁感のような余韻を感じさせる。
現代作曲家の作品を解釈することは難しいけれども、そこから何かを感じ取るのは聴き手の自由であり、そのキャパシティが広ければ広いほど、楽曲への興味関心も高まるわけで。