ブロムシュテットによる、ブルックナー交響曲第3番。ようやく映像付きで見始めることが出来た。
しかし、当たり前のことなのだけれども、映像があることで、楽曲に説得力が増すと言いますか、理解が一気に深まると言うのはありがたいことであります。指揮者が何を意図して振っているか。奏者がどこに緊張感を持っているか。それらがまるっと見渡せるカメラワークも素晴らしい。
おそらくブルックナーの3番を聴くのは初めてのことではないかと思うのだけれども、これほどまでに凜々しく素敵な楽曲だったとは。げに、映像の力というのは素晴らしい。