中島みゆきマラソン始めます。
1976年の1st。
中島みゆきは初めから中島みゆきであった。と言ったら、あまりにもおざなりな感想だろうか。今と決定的に何かが異なるとすれば、線の細さ。
原点はフォークにあったと言うことが明確に分かる仕上がり。そして驚異的に捨て曲なし。シンプルながら、ジンワリと心に入り込むような楽曲が並ぶ。朴訥と表現してもよいか。
「中島みゆきは暗い」と言われるが、それはどこから導かれたイメージなのか。この後、徐々に掘り下げてられていくことになるかもしれない。
1stでこれだ。この後、聴きごたえのある作品が並んでいるに違いない。
なお、このマラソンは18枚続きます。この日曜日までに終わるかどうかは不明。