中島みゆき4th。
ボーカリゼーションに中島みゆき独特のこぶし回しが入り始める。ロック色も加わって、今の中島みゆきの原型が現われつつある作風。
それよりも何よりも、出だしの朗読に度肝を抜かれる。こりゃ確かに恨み節の中島みゆきだわ。むしろ怖い。これはサイコパスですよ。
そして自己溺愛の至りとも言える、自暴自棄的な歌詞が増えてきたような気がしてならない。何かを捨て去るかのような歌詞とでも言えばいいか。
なお、ここまであえて歌詞カードは見ずに聴いております。どのように歌詞が展開するかが楽しみなのでね。
色々な意味で「様になってきた」作品。