昨晩はイヤホンの出口、イヤピースを取っ替え引っ替えして、最後のチューニングをしておりました。今使っているbeyerdynamic XELENTOはイヤピースで音が大きく変化する特性を持っているので、DAPを新調したのを機に音の調整を行おうと。
これまではAstell&futura SE100の音質に合わせて、JVCのスパイラルドットを使用していましたが、M11 Pro SSにしたら、何かが違うと思うに至ったわけであります。
主に低域がやや暴力的に表現されるきらいがあったのです。低域にエネルギーが詰まった音源を再生させた場合、音が濁ることもあったのです。
それで「これは何か違うよね」となったわけです。
手持ちの数種類のイヤピースを試して、結論は「オリジナルのイヤピースがベスト」となりました。低域の沈み込み方も自然、出方も自然。全体的なバランスも崩れない。中高域は伸びる、と。
「正解は基本にあったか」と思わず唸ってしまうほど。
このように、ポータブルオーディオも音は追い込まないと、各機器の本来の実力は発揮されないもので。なかなか難しいものですな。