ラテンポップで行こう!
ラテンポップは大好物。得体の知れないスペイン語なんだかポルトガル語なんだか分からない発音のグルーヴが、そのトラックのラテンさ加減に乗って炸裂する様が素敵過ぎる。
歌詞のヒアリングが全く出来ないので、単に音の楽しさとしてポップスを味わうことが出来る。
それって実はポップスの基本なのではないかしらと。小難しいことを考えずに、音の小気味良さに耳を任せる、とね。
で、この作品。最初は「訳の分からない人物だよね」と思っていたのだけれども、調べてみると、ラテンポップ界のビッグネームだったと言うオチ。
CDでは2枚組のボリュームで、確かに前半はシンプルにいかにもラテンと言った向きのポップスが並び、後半はR&B風味の打ち込みポップが並ぶ。
この二面性が作品にアクセントを加えて、全23曲、一気に聴ける。前半の熱さも、後半のクールさも、どちらも捨てがたい。
これは当たりです。作品として大当たり。ハイレゾの音質チェックとしても使える好音源。
これで44.1/24なのだから、PCMハイレゾで大切なのは24bitであると言うことですよ。サンプリングレートは二の次。