音波の薄皮

その日に聴いた音楽をメモするだけの非実用的な日記

ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第1番&第3番 / ミケランジェリ, ジュリーニ, ウィーン交響楽団 (1980,1987/2016 CD-DA)

ミケランジェリの紡ぎ出すピアノの中高音はなぜこれほどまでに美しいのか。

スタンウェイを弾いているそうなのだが、ただのスタンウェイとは思えない、何かの魔術が掛けられているとしか考えられない美しさ。

美しいとは言え、それは単に綺麗なだけでは終わらせない、しっかりとした男らしさも感じさせられる。男性の紡ぎ出す美の魔力とでも言えばよいか。

一音一音に魂が込められているそのタッチは聴いている自分を虜にさせる。

やはりこれは魔術に違いない。