EFFECT AUDIO「Maestro」到着。
「No.3」が中高域のきらびやかさと滑らかさがピカ一であったことに対し、低域は必要十分からやや薄めの音作りだったために、それを補いつつも、全体のバランスを崩さない傾向のケーブルとして、この「Maestro」をチョイスした次第。
で、聴いておりますが、いや、大正解。ここまで来ると自分の経験則もそれなりに積もっているのだなと実感させられるわけでありますよ。
低域が筋肉質に盛られて、中高域方向の伸びも阻害されることなく、全体として非常にブリリアントな音の作り。それでいて刺激的になる要素がなく、無理なくリスニングが出来る。
生音中心のジャズも、打ち込み系のダンスサウンドも、全く違和感なく再生してくれる辺り、本当に素性の良いイヤホンであることよと、ただただひたすらに感心することしきり。
純粋に音楽を聴くことが楽しくなりますな、これ。