このアルバムが1990年発売、30年も前の作品であるとはにわかに信じがたい。
今だからこそ通用する。いや、もしかすると、どの時代にもアダプトしない。そのようなポップスが日本発で生まれていたことに、今さら気がつくというね。
ベスト盤は愛聴盤で長く聴いていたけれども、このようにオリジナルアルバム単体で聴いてみると、本当に全てを超越した非現実世界が展開されていることに、驚くことしきり。
本当にどの時代にもどのタイミングにも落とし込むことが不可能な、唯一無二のポップス。ファンタジックプログポップ。
今からでも遅くはないな。ハマる人は、いつの時代であっても、ドハマりする、できるポップスなのではないか。