毛色の変わったものを聴いてみようとした。
スペインの作曲家兼ピアニスト、アルベルト・ギノバルト。その自作自演の協奏曲集。
タワレコオンラインでは「美メロ」と記されていたけれども、これはむしろニューエイジや環境音楽に近い、クラシックのコンテクストを用いた、現代音楽ではないかと。
どこか映画のサントラをほうふつさせるような展開や、ある種の突拍子のなさなど、意外性と言い換えてもよいが、少なくとも「クラシック」ではないな、と思いつつ聴いた次第。
つかみ所があるようで、ないような、不思議な音楽。確かに毛色の変わったものでありました。