音波の薄皮

その日に聴いた音楽をメモするだけの非実用的な日記

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チャイム[Remaster] / 斉藤由貴 (1986/2016 96/24)

この瑞々しさは奇跡的だよね。

この時代の斉藤由貴は確かにアイドルではあるのだけれども、媚びた感じのそれではなく、明るく爽やかな裏で微妙に影が差している雰囲気をまとっているのだよね。アンニュイな側面も伴って、案外と唯一無二な存在。

その辺が当時も今も、このアルバムを愛聴している理由ではないかと。上述の要素が凝縮されている好盤。