音波の薄皮

その日に聴いた音楽をメモするだけの非実用的な日記

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プロコフィエフ:ピアノ協奏曲第5番 / リヒテル, ロヴィツキ, ワルシャワ国立フィルハーモニー管弦楽団 (1959/2019 SACD)

トムとジェリーの駆け引きと追いかけっこか、さもなくば、賽の河原で楽しく石積みか。積んでも倒され積んでも倒され、そのうちにナチュラルハイの境地へ。

このハチャメチャ感あふれる楽曲を、リヒテルが強い打鍵でガツガツ弾きまくるものだから、聴いているこちら側も楽しくて楽しくて仕方がない。

これは最早鑑賞するものではない。子どもがプリミティヴに踊るのと同様、何も考えずに感じるのみなのだ。