音波の薄皮

その日に聴いた音楽をメモするだけの非実用的な日記

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ショパン:ピアノ協奏曲第1番 / サンソン・フランソワ, フレモー, モンテ・カルロ国立歌劇場管弦楽団 (1965/2020 SACD)

いともたやすく、ショパンの迷宮に入り込んでしまった。

ショパンの協奏曲は2曲しかないというのに、先程のアルゲリッチ、そしてこのフランソワの演奏を聴いていたら「これはもっともっと掘り下げるべき楽曲ではないか?」と思うに至ってしまった。

この2曲は、扱いがデリケートな楽曲なのではないかと。

ロマンティックに過ぎても、それは裏返せば退屈にも繋がりかねない。かといって、技巧に溺れても同様。中庸は間違いなく面白みに欠けるだろう。

これはまたしても、迷宮と言う名の沼にズブリと片足を突っ込んでしまったらしい。今度はショパンか。

正直なところ、もう助けて欲しい。これ以上沼に入り込むなんて、そんな途方に暮れることはもう沢山なのに!