音波の薄皮

その日に聴いた音楽をメモするだけの非実用的な日記

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バッハ:ブランデンブルク協奏曲 / カール・リヒター, ミュンヘン・バッハ管弦楽団 (1967/2020 SACD)

聴けば聴くほど、ソリストの放つ音の美しさ、快活さや荘厳さが引き立って聞こえてくる演奏。もちろん、アンサンブルであったり、オーケストラであったりに対しても、同様のことが言えるのですが。

峻厳と言う言葉でも形容されるこの録音ではあるけれども、自分にとっては溌剌と言う表現の方がしっくりきます。生命力に満ちあふれたブランデンブルクだと思うのです。

本日の再生環境がメインシステムではないので、スピーカーから出てくる音とは乖離している可能性はありますが、それにしても抜けのよいリマスタが施された、この曲にふさわしい色を持った音であります。

多幸感に包まれるブランデンブルク。本当に素敵な演奏であるかと。

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