自分がクラシックに深くのめり込んだ本当の原点は、パーヴォ・ヤルヴィの存在ではないかと。
ドイツ・カンマーフィルハーモニー・ブレーメンとのベートーヴェンを聴いた際にショックが走ったのだよね。自分にとってはトン・コープマンを聴いて以来のクラシックショックだったわけで。
コープマンの後は、チビチビとしかクラシックを聴いていなかった、いやむしろ、なかなかクラシックを聴く勘所が分からなかったのだけれども、ヤルヴィのそれを聴いてからは「好きな曲、指揮者、楽団、作曲家、何でもいいから、そこにのめり込んで、それから幅を拡げていけばいいのだ」と思えるようになったのだよね。
おかげさまで、今ではすっかりクラシックを断つと禁断症状が出る体質になりました。
と言うことで、数日クラシックを聴いていなかったので禁断症状が朝から。
ヘッドホン、AONIC 50をアンプ直刺しでヤルヴィのシューマンを。軽やかに、明るくまいりましょう。