Amazon Music HDを漁っていたら、こちらも目が合った。こう言う作品はジャケットが物語っていることが多い。
事実、そのアーティスト名に恥じない、実にオーセンティックなジャズ。かと言ってどこかで軽く耳にするような軟弱なジャズではなく、相当にガチンコ勝負なジャズで攻めている。
どの楽器もガツガツと相当ハングリーに音を鳴らしてくるあたりなどは、遙か昔のハードバップをほうふつさせる要素もあり。もちろん、特にその分厚くアーシーな録音が21世紀型にソフィストケイトはされているが。
ヘヴィな現代ジャズを聴きたいが、フリージャズは違うんだよ、と言う層にもってこい。結構なエキサイトぶりで、聴き手をワクワクさせる演奏も多々あり。
これはなかなかな当たりくじを引いた。面白い。