音波の薄皮

その日に聴いた音楽をメモするだけの非実用的な日記

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Turn Up The Quiet / Diana Krall (2017 192/24)

FiiO M5とFiiO FH1sのFiiOローエンドコンビネーションが何でもかんでも鳴らせるわけでもないだろうと、ちょっとだけ意地悪をしてみることにした。

そこでDiana Krallを持ち出しました。ボーカルの濡れた雰囲気、楽器のアンビエンスと深み。そのような現代のジャズボーカル物をどこまで表現出来るかを見てみようかと。

いや、十分に合格点ですね。ボーカルはやや乾き気味ではあるけれども、艶やかな雰囲気は十分に表現される。バックのふくよかさも本来ならば更に奥行きはあるのだけれども、ここまで鳴れば十分でしょう。普通に「いい音」になっている。これ以上を求めるのは、そこにいるマニアだけですよ。

自分の中でハードルが下がっていることは認めるのだけれども、それにしても、この音源をこの環境でここまで鳴らすとはね。やるね。すごいね。感心するね。