音波の薄皮

その日に聴いた音楽をメモするだけの非実用的な日記

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ファイヴ・オブ・ア・カインド~ライヴ・イン・トーキョー2020 / LOVEBITES (2020 Blu-ray)

結局Blu-rayを買ってしまいました。

いや、とにかく、圧巻。

この音源を先にハイレゾで聴いた際に「ライヴ化けするバンドだな」と思ってはいたけれども、実際に映像として目の当たりにすると、立派なライヴバンドですよ、これは。

何か物凄い物を観てしまっているような、得も言われぬ快感と背徳感。

それはどこからやって来るのか。

おそらくメンバーの完全燃焼、全力の姿勢が、ダイレクトに自分に突き刺さってくるからなのだろうな。演奏をしていたのは匿名の女の子たちではなく、正にそこにいるミュージシャンとしての女性でありました。素晴らしいパフォーマーでもあった。

これは本当に凄まじい映像ですよ。「ガールズロック」などと半分揶揄されていた時代から音楽を聴いていた身としては、隔世の感を飛び越えて、リアルな今を目撃してしまったような感覚。

これが音楽が持つリアルでもある。

久しぶりに心底シビれました。軽い疲れを覚えるほど。