音波の薄皮

その日に聴いた音楽をメモするだけの非実用的な日記

ベートーヴェン:交響曲第5番 / ヴァンスカ, ミネソタ管弦楽団 (2004/2009 SACD)

「夜中にベト5を聴きたくて その2」

せっかくなので、もう1枚何か聴いてみようと。

これまたあまり耳を通せていなかった、ヴァンスカ&ミネソタ管のベト5を。2004年録音。SACD。

料理をする際、臭みを取るためにネギを投入したかのように、クセのない、非常にスッキリとした、端正なベト5。上善如水レベル。これはスイスイいけますね。

これは私などでも分かることなのですが、21世紀に入ってからのベートーヴェン交響曲は明らかにスッキリ明瞭視界良好なのですよね。

かといってボディが軽いと言う訳でもない。フルオケとしての重みも感じられる。

その差はどこから生まれるのだろうか。

トルクの差、なのかな?イコール、演奏の推進力やフットワークの差。

もしくはバランス、なのかもしれない。セクションに主張を持たせすぎず、オケ全体としてのバランスを重視して演奏を整える。

もしかするとそう言うことなのかもしれないし、全くもって的外れなのかもしれない。

正直なところ、まだそこまでは分かっておりません。

そのような「次元の差」が見えてくると、クラシックはもっともっと面白くなるはず。