珍しくDisc3なぞ。
このベスト盤がリリースされ、つい最近まではDisc3は自分には渋すぎると思っていたのだが、今日聴いてみると、どの曲も、特に後半の楽曲が、すっと自分の中に入ってくるのを感じていた。
考えてみれば、これがリリースされてから既に8年。自分の趣味嗜好が変わってきていてもおかしくはないのだ。
ましてや四十路も折り返してしまった。人生は緩く下り坂へと変わり、それまでを顧みると同時に、終わりゆく自分も感じざるを得ない年齢に差し掛かっている。
音楽は自分を裏切らないが、時間は自分を裏切っていく。それがネガティヴなものだけではないとしても。