もうインプリンティングされているEPICデイズの初期から中期にかけての曲よりも、後期の楽曲の、その中年の悲哀のようなものからやって来る歌詞と音楽の重さに、思わずズドンとやられてしまった。
リアルタイムでは全く理解が出来なかったその世界観が、正に「リアルに感じてしまうこの頃さ」と言う歌詞に表わされているような気分に。
結局の所、自分は佐野元春につかず離れずなどと思い込んでいただけで、そこへの憧れのようなものや、理解したいと言う意欲は相当あったのだなと思い知らされた次第。
自分が想像していた以上に、いいコンパイルだった。