2020-10-23 シューマン:交響曲第3番 / マイケル・ティルソン・トーマス, サンフランシスコ交響楽団 (2018 SACD) SACD Classical Music 「中庸」と言う言葉をどう扱うか、だよな。本当に、ストレートド真ん中なのです。自分の印象としては。変化球を投げることもなく、実に誠実に演奏しているかのように。かと言って面白味がないわけでもなく。音も十分に美しい。朗々と歌っている。適度に厚みもある。明るい。何も悪いところはないのだけれどもね。もしかすると自分の好みが、若干変な方向に偏り始めているのかな?だとすれば、その偏りを自覚すべくこの演奏を聴いたのは正解と言うことか。