2枚組を一気に聴く。
「エール盤」「寄り添い盤」と分かれてはいるけれども、基本的には中島みゆきの美味しい部分を上手く取り分けて、2つに振ったといったところ。
前者はコマーシャリズムがプンプンに香ってくる側面はあるけれども、それでもこの独特の説得力はさすがとしか言いようがない。
後者は通好みの楽曲で攻めていると実感させられながらも、やはり聴き手である自分はこの世界観に上手いこと丸め込まれてしまうのだよな。
「中島みゆきを肴に酒を飲むようになったら、人として上級者だな」などと下らないことを考えながら、実際に酒を飲みつつ聴いておりました。
五臓六腑にしみわたりました。