音波の薄皮

その日に聴いた音楽をメモするだけの非実用的な日記

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ドヴォルザーク&サン=サーンス:チェロ協奏曲 / ロストロポーヴィチ, ジュリーニ, ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団 (1978/2017 96/24 Amazon Music HD)

マズいものを発掘してしまった。

八ヶ岳山荘からの帰宅後にオーディオをセッティングし直し、まだ覚醒状態だったがために、何気なくe-onkyoなどを開いて見てみると、この「ロストロポーヴィチ」という名が目についた。初めて見る名前だった。

解説文を読むと「チェロが好きなのに、これを知らないなんて、あなた、かなりのモグリよ?」とそこには記されていたので聴いてみたところ。

肉厚。重厚。流麗。なんて素敵なチェロの響き。特にサン=サーンスはなかなかこれだという音源に巡り逢えていなかったので「こんな偶発的な巡り逢いがあるものなのか…」と愕然としながらも聴き惚れていた。

知らないことは罪なことであるかもしれないが、知ってしまえばこっちのもの。

とにかく、嘲り笑われようが、なんだろうが、素晴らしい奏者と演奏。これは…とつばを飲みましたよ。

そして午前4時を回る。