マズいものを発掘してしまった。
八ヶ岳山荘からの帰宅後にオーディオをセッティングし直し、まだ覚醒状態だったがために、何気なくe-onkyoなどを開いて見てみると、この「ロストロポーヴィチ」という名が目についた。初めて見る名前だった。
解説文を読むと「チェロが好きなのに、これを知らないなんて、あなた、かなりのモグリよ?」とそこには記されていたので聴いてみたところ。
肉厚。重厚。流麗。なんて素敵なチェロの響き。特にサン=サーンスはなかなかこれだという音源に巡り逢えていなかったので「こんな偶発的な巡り逢いがあるものなのか…」と愕然としながらも聴き惚れていた。
知らないことは罪なことであるかもしれないが、知ってしまえばこっちのもの。
とにかく、嘲り笑われようが、なんだろうが、素晴らしい奏者と演奏。これは…とつばを飲みましたよ。
そして午前4時を回る。