音波の薄皮

その日に聴いた音楽をメモするだけの非実用的な日記

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チャイコフスキー:交響曲第4番 / マゼール, クリーヴランド管弦楽団 (1981/2011 CD-DA)

ロリン・マゼール『Great Recordings』(30CDs)より。

マゼールに関しては、CDラック最古参であるブラームス全集からの付き合い。とは言え、それ以外のマゼールの指揮による演奏をそれほど聴いている訳でもなく。

ふと思い立って「マゼールの全集のようなものはないか?」と調べてみると、Amazonのマーケットプレイスでこの30枚ボックスセットの中古が出ていたので購入した次第。状態も良く、これで送料込みの3,800円ならお安い物で。

前説は以上。

30枚のどこから手をつけようかとラインナップを眺めていたら、たまたまチャイコフスキーの名が目に飛び込んできた。それもこれまで聴いたことがない交響曲第4番を。

音の見通しが良く、楽器も溌剌と鳴っている。作品としてスッキリとしているのか、それともそう感じさせるマゼールの指揮によるものなのか。非常に聴きやすい。曲の作りが分かりやすい演奏とでも言えばいいだろうか。

この作品を初めて聴くのが、オールラウンダーのマゼールによるものだったのは、もしかするとラッキーだったのかもしれない。

と、まずはこのボックスセットの第一印象がこのように良かったので、他のディスクについても期待が持てている現状なり。例によってノンビリと思い出した頃にまた紐解きます。

Lorin Maazel Great Recordings