音波の薄皮

その日に聴いた音楽をメモするだけの非実用的な日記

マーラー:交響曲第5番 / ジンマン, チューリッヒ・トーンハレ管弦楽団 (2008/2018 CD-DA)

非常にゆったりとしたテンポが取られたマーラー。そして楽器と音の存在が明確でもあり、その現れ方と色つやがとても麗しく。

険しさや厳しさとは異なった次元での、美しさを持ったマーラーではないかと。

これまではそういった「冷たい」色合いこそがマーラー(特にこの第5番)だと思いこみ過ぎていたようだ。

やっとこの盤の本質が分かってきたか。

諸々と時間がかかる。それでも、自分の中の時間経過と同時に熟成させることが出来るのもクラシックの醍醐味ではないかと思えるようにはなってきたのだな。