音波の薄皮

その日に聴いた音楽をメモするだけの非実用的な日記

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オヤイデ電気 d+USB Type-C class B (Type-C to C) ケーブルをFiiO M11 Pro SSとSHURE AONIC 50との接続に使う

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まずは画像の通りです。オヤイデの当該ケーブルをFiiO M11 Pro SSとSHURE AONIC 50との接続に導入しました。

それまでは1mあたり1,000円弱のPC用USBケーブルを使っていたのですが、どこか音がもたついているような感覚があり、AONIC 50の本気が出せていない感があったのです。デジタル接続の良さが生かせていないとでも言いましょうか。

USBケーブルで音が変わることは既にNASとDACとの接続で実証済なので、オヤイデのこの新作ケーブルを導入することで、音のグレードアップが図れるのではと思った次第であります。

結果から言えば、この導入は大正解。

自分が普段リファレンスで使っている音源を一通り聴きましたが、AONIC 50の本気とはこのようなものだったかと、例によってこれまでの自分の使用環境に懺悔したい気分になりましたね。

アコースティック主体の音源から完全打ち込み音源、インストからボーカル物まで、全方位得手不得手なく鳴らすようになりました。

まず、バランス接続がどうこうと言った次元ではないですね。デジタル伝送とAONIC 50の内蔵アンプとのコンビネーションがここまで素晴らしいものであったのかと驚かされる。内蔵アンプの質の良さを物語っている結果に。

際だって素晴らしいのは、音の立ち上がりのスピード感と消え際の潔さ。したがって音がもたつく場面がなく、矢継ぎ早に音が飛び込んでくるような音源であっても、全てを処理する力を持っている。

そして音のレイヤーが明確に表現されることも特筆に値するかと。

耳に近い、非常にプリミティヴなポジションで使うUSBケーブルなので、その性質の良さが音にダイレクトに反映されている模様。

AONIC 50も凄いが、このオヤイデケーブルも凄い。音楽を聴く楽しみ方がまた一つ増えました。