音波の薄皮

その日に聴いた音楽をメモするだけの非実用的な日記

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マーラー:交響曲第2番 / テンシュテット, ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団 (1982/2014 CD-DA)

いつかは越えなければならない壁だった。いや、高くそびえ立つ山だった。

長い、暗い、歌曲。

三つ目が特に難関だった。歌物のマーラー。想像しただけでギブアップしていた。これまではね。今晩の自分はちょっと違うよ。

と言うことで、チャレンジしてみた。もちろんぶっ通しで聴いたわけではなく、ほぼ楽章毎に休みを入れながら。

結果、聴けた。聴けたよ。マーラーの2番なる山を乗り越えたよ。聴いてみれば実に格好いい曲じゃないか。マーラーがマーラーたるゆえんのような曲じゃないか。

これが聴ければ、もう、何でも聴けるような気がする。大人の階段もついでに登ったような気分。

もう2時だよ。寝ようよ。ハイになりすぎだ。音楽における躁状態とも言う。