これまたアメリカから、聴いていて元気になれる1枚が。
ベーシスト、ブライアン・ブロンバーグのリーダー作。ベースが縦横無尽に歌いまくるのもさることながら、ゲストミュージシャンもとにかく奔放かつ自由に歌っている。総じて明るさ満点。
タイトル通りドライヴミュージックとして最適なスムースジャズ。これはドライヴのみならず、カラッとした気分で行きたいシチュエーションにふさわしい作品ではないかと。
音作りも全体的に明るくゴージャス。演奏に厚みのあるサウンドかつ72分という大ボリュームなので、お腹も相当一杯になることができる。
どの国もこのコロナ禍において悲惨な状況になっているというのに、アメリカから今日だけでも2発も勇気や元気のもらえるアルバムが到着するとは。
このような状況下だからこそ、もう明るく行くしかないじゃない、と言う発想は、もしかするとアメリカだからこそ出てくるものなのかもしれないのかな、などと思ったりもしてみたり。