これまではやや小ぶりで線が細いサウンドだと思っていたのです。ステサン独自企画のSACDに共通して言えることなのだけれども、どこか淡泊な印象を抱いていたのだよね。
しかし現状で聴き直すと、十分にふくよかかつウォームなサウンドじゃないですか。ソフトなピラミッド型で、ボーカルもすんなりと優しく耳に入ってくる。
本作がボーカルアルバムだと言うことが実感出来る音が出てきましたよ。
またしても嘆息。
ちょっとこの辺で、ハイファイ志向から外れた音源を聴いてみようかな。
SACDたちを聴く前には20曲ほどザッピングをしていて、聴いてみたい音楽におおよそあたりをつけていたので。
今井美樹 Dialogue -Miki Imai Sings Yuming Classics- (Single Layer SACD) SSMS-027 SACD ステレオサウンドストア