音を出す環境が自室のそれとは異なり、部屋の構造や広ささえもが異なれば、出音は当然の事ながら全くもって大きく異なってくるわけで。
山荘はその空気感も含めて、非常にリラックスして聴けるのですよね。出音も細かいことを追求していくよりは、おおらかに鳴らしてあげた方が心地よく聴くことが出来る。
自宅においては緊張感のある音が鳴ることもあって、がっつり鑑賞するといった側面が強くなっているのかもしれない。
自分にとってはどちらもそれぞれに一長一短なところがあり、そしてどちらも魅力的なリスニング環境なのです。
そうでもなければ(ほぼ)音楽を室内で聴くためだけに、数時間かけて移動などしませんよね。山荘管理人である友人に感謝することしきりなのであります。
と言うことで、本ブラームス。ちょくちょく落ちながら聴いておりました。心地よく、文字通り夢心地にて。