音波の薄皮

その日に聴いた音楽をメモするだけの非実用的な日記

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しろいくろ / MAYA (2019 FLAC)

自分的2019年優秀録音盤。今のオーディオシステムで聴いてみるとどうなるのか試してみたくなったので再生。

やはり非常に頑張っているCDであることを再確認。

ぱっと聴くとこれが本当にCD音質なのかと驚くほどなのだけれども、一方で、低域はもっと沈み込んでいる音が存在しているだろうし、また、ボーカルも艶やかに鳴るだろうと言う期待を持ってしまうと、24bit音源のリリースがないことが惜しいと言うべきだろうか。

内容はと言えば、タイトルやジャケット写真通りの、モノクロームかつ怨嗟にも近い、薄暗い歌詞の世界観が魅力的。

「これがJapanese Jazz Vocalだ」と胸を張って提示出来る1枚であります。

しろいくろ