音波の薄皮

その日に聴いた音楽をメモするだけの非実用的な日記

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シベリウス:交響曲第5番 / パーヴォ・ヤルヴィ, パリ管弦楽団 (2015/2018 SACD)

改めて聴いてみると、ここにあるのは典型的なシベリウス像、北欧から現われた音楽と言う要素だけではなく、現代的な、もしくは土地柄的な華やかさのようなものが加わっているように思える。

自然文化的スピリチュアルさは若干影を潜めて、より音楽としてのシベリウスとはいかようなものであるかを、ここで追求したのではないかと思えてくる。

このパーヴォ・ヤルヴィのシベリウスに対する聴き方が変わってきたのかもしれない。