TWILIGHT IN CITY 〜for lovers only〜 / DEEN (2021 FLAC)

うわぁ。

見事なまでにアーバンポップ。シティ・ポップマナーに則って作ったのだろうけれども、これはシティというよりはアーバンという単語が持つ、そこはかとない枯れてしまったイメージで語った方がしっくり来る。

もう少しグダグダなアルバムになるのかと思いきや、そのアーバンな香りから逸脱せずに最後まで引っ張っているので、意外と言ったら失礼だけれども、いや、意外と聴けてしまった。

80年代の煌めきを音として伝えるのではなく、雰囲気として伝えているという点では、非常に意欲的な作品なのでは。