忘れていた頃に24bit配信開始。
このアルバムは発売当時には相当気に入っていて、しばらく繰り返し聴いたものなのだけれども、パタッと聴かなくなっていた。
本日24bit配信が解禁されていたので、即購入。
あれから6年ほどの時間が経過して聴いてみると、この作品は佐野元春の作品群の中でも、相当に聴きやすい部類に入るのだと再認識した次第。
その聴きやすさとは、描かれている人生の縮図と、距離感のコンパクトさによるものだと思っている。自分の歩幅に合わせられて作られた、どこかオーダーメイドの音楽であるかのように感じられるのだよね。
常にポケットに入れて持ち歩いていたいマスコットやお守りのような、もしかするとそこになくてもいいかもしれない、それでもあれば、どことなく安心できるような存在。