音波の薄皮

その日に聴いた音楽をメモするだけの非実用的な日記

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ブルックナー:交響曲第7番 / ネルソンス, ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団 (2018 192/24)

部屋の灯りを落とし、ヘッドホンにてネルソンスのブルックナー第7番を。

音楽が作り為す無重力の宇宙に放り出されたかのように、途方もなく、寄る辺もなく。

思いは音楽にさらわれるかのごとく、無と現実との間を何度もさまよい迷う。

やがて曲の終わりとともに、全てが俗世に戻り、集まってくる。

そのような彷徨の時間を堪能した次第。