音波の薄皮

その日に聴いた音楽をメモするだけの非実用的な日記

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ブラームス:交響曲第4番 / パーヴォ・ヤルヴィ, ドイツ・カンマーフィルハーモニー・ブレーメン (2018 SACD)

重厚に、滔々と流れゆくブラームスでは決してない。

あくまでも軽やかに、そして明瞭に奏でられるドイツ・カンマーフィルハーモニー・ブレーメンのアンサンブルに、ブラームスのこの交響曲第4番が持つであろう、楽章毎に切り返す場面転換の豊かさを見出すことが出来る。

これはもしかすると21世紀に演奏されるべくして演奏された、新たなブラームスのスタイルなのかもしれない。