こちらは青盤。ロックテイストのナンバーが並びます。
こちらはグイグイと聴かせてますね。ロックでありアッパーでありと言った感。
ボーカルもヒロイックなものからキュート系なものまで幅広く。これが声優ソングの矜持だよね。
思うに歌う声優の存在は往年のアイドルの存在に似たようなものがあるのかもしれないな、と。
曲調によってボーカルのカラー、雰囲気を変え、楽曲に適合する解を見つけ提示する存在。それが往年のアイドルのスタイルであったのだから、現代声優がそのスタイルを踏襲していると思える以上、決して大げさな解釈でもないな、と。
楽曲が持つ生き様からエナジーを放出し、それを受け取れるようなポジション。それが現代声優が歌を歌う存在価値のようなものでもあるのではないかとも。
となれば、自分の歴代の好みからして、これを聴かずして終われるわけがなかったのであります。ああ、当然の帰結かな。